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宿番号:314948

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    南禅寺の塔頭〜金地院と大寧軒を訪ねて〜

    更新 : 2015/8/20 19:58

    お盆を過ぎ、京都はまだまだ暑いですが心なしか朝晩は秋の気配が感じられるようになりました。

    先日、南禅寺の塔頭・【大寧軒】に行ってきました。通常非公開ですが、【京の夏の旅】の企画で9月30日まで公開されています。4年ぶりの公開だそうです。大寧軒は、明治時代の茶人で「藪内流」家元であった藪内紹智によって作られた池泉回遊式庭園です。明治の神仏分離令の後に南禅寺の敷地の大部分が政府に召し上げられました。その後に建てられた別荘群の庭園はほとんどが小川治兵衛によるもので、藪内紹智作庭というのは非常に珍しいそうです。

    表門を入るとすぐに、美しいお庭が目に飛び込んできます。琵琶湖疏水を引き込んだ清流、優雅に泳ぐ鯉、苔の絨毯と人工の森のように豊かな緑。夏は睡蓮や半夏生を楽しめます。
    秋にはもみぢが色付き大変美しいようです、が、残念ながら通常非公開の為見られません。是非、紅葉シーズンにも公開して頂きたいです!

    大寧軒の隣にある金地院は、南禅寺の代表的な塔頭のひとつで、通年公開されています。“小堀遠州”作庭の枯山水庭園「鶴亀の庭」(特別名勝)とお茶室「八窓席」が有名です。「八窓席」は拝観時間が決まっているので、今回は鶴亀の庭を見てきました。方丈から見て右手に鶴が左手に亀が配されており、鶴の背には常緑樹、亀の背には落葉樹が植えられています。うまく写真に写せませんでしたが… 亀はそれらしく見えました!また、徳川家康の遺言で建てられ家康の遺髪と念持仏を祀っているという重要文化財の“東照宮”も見られました。拝殿の天井には狩野探幽の筆による「鳴龍」が描かれており、さらにその欄間には土佐光起画・青蓮院宮純法親王の親筆になる「三十六歌仙」額が掲げられています。

    南禅寺は足利義満によって五山の上に定められ、禅寺の代表格として、また文化財を多数所有している寺院として多くの人を魅了し続けています。三門からの眺めも「絶景かな」ですよ!


    ■大寧軒(南禅寺)※通年非公開
    所在地:京都市左京区南禅寺福地町
    開館時間:10:00〜16:00(2015年7月〜9月30日まで)
    アクセス:「烏丸御池」より地下鉄東西線にて「蹴上」下車、徒歩約10分。

    ■金地院(南禅寺)※通年公開
    所在地:京都市左京区南禅寺福地町
    開館時間:8:40〜17:00
    アクセス:「烏丸御池」より地下鉄東西線にて「蹴上」下車、徒歩約10分。

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