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宿番号:315136

無料貸切温泉付 全8室の小さな宿 地産地消のオーベルジュ

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    ロマネ・コンティ

    更新 : 2018/10/30 7:25

    先日、お客様が飲まれた一本がこちら。
    フランスワインの至宝、ロマネ・コンティ ヴィンテージは1994年でした。

    ワインに詳しくない方でもその名前を一度は聞いた事があるであろうロマネ・コンティ。
    古代ローマ時代に拓かれ、古くはブルボン王朝、太陽王 ルイ十四世の曾孫、ルイ15世の愛妾ポンパデゥール夫人とコンティ公ルイ・フランソワ1世がこの畑の所有権を巡って争い合ったという逸話も残っている程、その歴史と名声は筋金入りです(ちなみに所有権争いの勝者は……ボトルの名前からお察しください)。
    ですが、このワインは「飲む事よりも語られる事の方が多いワイン」と評価されるほどに、その名声に反して中々お目にかかれる物ではありません。

    その理由の一つがロマネ・コンティの値段。世界で一番高いワイン、という評判もありますが、それは間違いなく本当の話です。
    一本当たり平均で160〜180万円。ヴィンテージによっては200万円を優に超えてきます。1本、約7杯のワインにそれだけの金額を投じるのはなかなか勇気のいる事です。

    値段の高騰の理由にもつながりますが、生産量の少なさも特筆すべき事です。
    ロマネ・コンティを作る畑の広さは1.81ヘクタール。東京ドームの半分にも満たない広さです。フランスワインのもう一つの代表的な産地、ボルドーを例に挙げると、銘酒シャトー・ラフィット・ロートシルトなどは112ヘクタールもの畑を有しています。この事を考えると、信じられないぐらい狭い畑で作っている事がわかります。

    当然、ワインの生産量も少なく、比較対象に挙げたシャトー・ラフィット・ロートシルトが年間30万本、少ない年でも18万本リリースする事に対し、ロマネ・コンティは年間6000本程しか造られる事はありません。

    以上の事から、数世紀に渡って世界中の王侯貴族、お金持ちが愛してきたにも関わらず、実物を見る機会すら少ないロマネ・コンティ。今回お目にかかれた事は本当に光栄な事でした。

    当館では、バースディヴィンテージの問合せ、特別仕入、持ち込み等、特別なワインについてのご対応も可能でございます。ご希望の方はどうぞお気軽にご相談くださいませ。

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