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宮島 神撰の宿 ホテルみや離宮のお知らせ・ブログ
宮島の歴史と史跡を巡る旅H「厳島神社 能舞台」
更新 : 2008/2/12 19:35
■能舞台(国重文・江戸時代)
桁行1間、梁間1間、一重切妻造り、妻正面、桧皮葺の能舞台は、海上に建っているため、通常能舞台の床下に置かれている共鳴させるための甕がなく、床は響きをよくするため一枚の板のようになっています。床板は間隔を広くとった根太(床板を受ける横木)と井桁に組まれた
大引(根太を受ける板)の上に置かれているため、床が太鼓の皮のような役割を果たし、足拍子のたびに大きく共鳴して響きます。また、潮の満ち引きによって響きの音色が変わるのも、全国で唯一の海に浮かぶ能舞台ならではといえます。