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第65回正倉院展〜花喰鳥刺繍裂残片〜
更新 : 2013/10/15 15:44
今年出陳の正倉院御宝物のご紹介〜Part2〜
南倉185
花喰鳥刺繍裂残片
[はなくいどりのししゅうぎれざんぺん]
(花喰鳥の刺繍の残片) 1片
縦79.5cm 横63cm
花枝を銜(くわ)えた鳳凰(ほうおう)を大きく刺繍で表した裂(きれ)の残片。鳳凰は唐花(からはな)の上で片足立ちをし、宝相華文(ほうそうげもん)の葉のような大きな尾羽を立ち上げている。虚空には散花(さんげ)と蝶が配されている。輪郭や嘴(くちばし)には金糸、瓔珞(ようらく)などには金・銀糸が用いられており、非常に華麗な刺繍裂である。
宝庫には同じく華麗な刺繍裂として孔雀文刺繍幡身(くじゃくもんししゅうのばんしん)(南倉180)が伝わっており、ともに天平期を代表する刺繍作品とされる。昭和50年(1975)に染織品整理中の唐櫃(からびつ)から発見された。
〜〜〜御宝物の説明は奈良国立爆物館HPより〜〜〜
【第65回正倉院展】開催日程
平成25年10月26日(土)〜11月11日(月)
午前9時〜午後6時
※金曜日、土曜日、日曜日、祝日は午後7時まで
入館は閉館の30分前まで