伊豆半島は一年を通して温暖で、海が近く太陽の光と海から反射した光が注ぎやすいことから、様々な柑橘が栽培されています。
その中でも伊豆半島の特産品と評判なのが「ニューサマーオレンジ」です。

外見は黄色で爽やかな香りを放っており、一見グレープフルーツのように酸味や苦みもあるように思うのですが、
食べてみると豊かな果汁と上品な甘み、そして酸味のバランスが素晴らしい柑橘です。
そして、ニューサマーオレンジのもう一つの特徴が、フカフカの白いワタ。
白いワタの部分も渋みがなく、ほのかな甘みがあるので一緒にお召し上がり頂けます。
ざっくりとカットして食べると止まらなくなります。

このニューサマーオレンジの旬は6月まで！
4月から約3ヶ月程と市場で見られる期間も短いのですが、伊豆にお越しの際は是非、生のまま食して頂きたいです。
個人的には、大きな実より形の良い小ぶりの実の方がジューシーでおすすめです。

また、界 伊東では朝食で提供する季節の柑橘みりん干しに、この時期ニューサマーオレンジを使用しています。
干物職人と当館ご宿泊のお客様のためだけに開発されたオリジナル干物で、サバの臭みをほどよく中和し、上品な甘みと旨みを醸し出します。
評判も良く、お土産としてご購入されるお客様もいらっしゃいますので、是非お越しの際はお楽しみください。

6月もまだ2週間ございます。
当館でゆっくりと温泉、食事、アクティビティなど楽しみながら、その目的の一つに旬の味「ニューサマーオレンジ」を加えてみては。