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  • 少し先の未来 〜伊佐庭如矢 第一話〜

    更新 : 2020/4/15 9:07

    みなさん、こんにちは。

    フロントの木です。

    本日は、道後温泉の『今』を作った、伊佐庭如矢(いさにわゆきや)のお話です。

    伊佐庭如矢の行った事、それは道後温泉を再生させる事でした。

    当時(明治)の道後温泉の建物は、いつ朽ちてもおかしくないほど痛んでいて、牛馬用の温泉も併設されていたそうです。

    建物ボロボロで、衛生環境も最悪…。

    そこに町村合併で、あたらしい町・道後湯の町ができました。

    町を『なんとかせんといかん!』そんな空気がひろまり、町の有力者が目をつけたのが伊佐庭如矢でした。

    伊佐庭は、愛媛県の官僚だった時に、廃城寸前だった松山城を救った人物として人々に知られていました(その話はまた次回)。

    「やけん、松山城ん時みたいに、道後もなんとかしてくれんかの?」

    「かまんよ!誰かがやらないかんけんな!ワシ、道後出身やし、ええ町にしたいけん!!やらせてもらおーわい!!ただ、、、総工費13万ちょっと(現在の金額にして20億円弱。当時の町の予算の5〜6年分)かけるけど、かまん?」

    「それは金使いすぎやって!大反対!!!」

    (※「」は木の妄想です。)

    と言った住民もいたそうですが、

    「この道後温泉が、100年たっても真似の出来ない物を造ってこそ意味があるけん!!!」

    と、伊佐庭さん。

    マジ、かっこいいっす。

    そして、何度も何度も、反対者と話し合いを重ねていくうちに、伊佐庭さんの郷土への深い愛情と、町の将来を第一に考えている信念が通じ、反対派のリーダーだった蜂須賀丘蔵は、建替メンバーにさえなってくれたそうです。

    反対をするような人物は、得てして有能で、引き入れれば、ずば抜けた行動力をしてくれると考えていた伊佐庭さん。それを可能にした伊佐庭さんの人間力!!

    『ついていきます!!伊佐庭さん!100年先まで!!』

    とか、なったんやろなー。

    (※ 木の妄想です。)


    そして、建物は、明治27年4月に完成する運びとなりました。

    コンセプトは、

    「歴史」「神話」「神の力」

    現在の道後温泉が、ここに誕生しました!

    計画案から2年の歳月が経っていました。
    伊佐庭さんが、65歳の時でした。

    ・・・二話へつづく

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