宿番号:316233
さくら
更新 : 2021/2/5 21:52
桜は日本。
日本は桜。
桜は日本の国花ですが、世界的に見ても、ひとつの花が咲くのを、国中でここまで待ち焦がれることは、あまり例がないそうです。
桜は、古来から様々な名歌に詠まれ、民衆の間で愛唱されてきました。
「世中(よのなか)にたえて桜のなかりせば春のこころはのどけからまし」
(在原業平、825-880年)
次の日曜日なら行けるかな?天気はどうかな!?もぅ!桜なんかなければ、こんなやきもきせんのにー!※木訳
「久かたのひかりのどけき春の日にしづ心なく花のちるらむ」
(紀友則、850-904年)
のんびり桜を眺めときたいのに、なんですぐに散ってしまうんやろ。こっちの気持ちなんか、おかまいなしなんやけん・・・。※木訳
また、「花は桜木、人は武士」と言って、咲いてはすぐに散る桜は、現世に執着せず、義のために命を捧げる武士の生き方の象徴とされていました。
桜の咲く前から、今か今かと心待ちにし、天気はどうかとやきもきし、咲いては喜び、散っては惜しむ。さらには桜の木の下で死にたいとまで願う。
日本人は昔から、桜の花とともに生きてきたのですね。
(だからかぁ。少し切ないのは。日本人だけかもしれませんが・・・。)
今年も、城山のお堀の桜がキレイに咲きました。
レストランのテラスからも、美しくご覧頂けます。
桜は日本。
日本は桜。
ひらひら
はらはら
舞って
散る
それでは、今日も、
素敵な旅のそばに
ホテルマイステイズ松山
フロント 木
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