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  • 四国遍路第51番札所・石手寺について

    更新 : 2020/3/16 15:06

    こんにちは!フロント河村です。

    今回は、四国遍路・第51番札所
    「石手寺」を取り上げたいと思います。

    この石手寺は四国遍路の成立に関わるとされる
    伝説上の人物「衛門三郎」ゆかりの地です。
    こんな逸話があります。

    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

    昔、伊予に「衛門三郎」という豪商がおり、
    金持ちで権力があるが、強欲で情け容赦のない人柄で
    民からは信望のない人物でした。

    ある日、貧しい身なりの僧が托鉢を依頼します。
    しかし、衛門三郎は僧を追い返してしまいます。

    その後、何度も僧は現れますが、その都度追い返します。
    8日目、腹を立てた衛門三郎は、僧の持つ托鉢用の鉢を
    叩き割ってしまい、僧は現れなくなりました。
    その後、衛門三郎の家では不幸が続き、
    8人いた子供が、みな亡くなってしまいました。

    ある日、あの僧が「弘法大師」だと気づく出来事があり、
    衛門三郎は、あの時の行いを後悔し、お詫びをしようと、
    弘法大師を追い四国巡礼の旅に出かけます。

    しかし、何度巡っても弘法大師には会えず、
    逆廻りを始めましたが、道中、病に倒れます。
    命が絶えそうな衛門三郎の前に弘法大師が現れ、
    過去の過ちを詫びると、弘法大師は望みを尋ねます。

    「来世は河野家に生まれたい」
    との言葉を残して衛門三郎は息を引き取ると、
    弘法大師は道端の石に「衛門三郎再来」と書き、
    衛門三郎の左手に握らせました。

    翌年、河野家に左手を握ったままの子供が誕生します。
    両親がお寺で祈祷をさせると左手が開き、
    そこから「衛門三郎再来」と書かれた石が出てきました。

    この石はそのお寺に収められ、大事に祀られています。
    このお寺が第51番札所「石手寺」です。

    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

    「謙虚でないとダメだよ」
    という教訓が込められたお話しですよね。
    個人的には、弘法大師も少ししつこいんじゃないかなぁと、
    根に持つタイプだと感じるのは穿った見方でしょうか(笑)

    ちなみに、1番札所を出発し88番札所まで巡るのを『順打ち』
    その逆で巡るのを『逆打ち』と言います。
     
    衛門三郎は閏年に逆打ちで弘法大師に出会えたとも言われ、
    閏年に逆打ちを行うと倍の御利益があるとも言うようです。
    閏年の今年、逆打ちに挑戦してはいかがでしょうか!

    では、また!
    (参照:Wikipedia、松山市HP)

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