毎年11月の第4土曜日は防府が最も熱くなる日
防府天満宮御神幸祭(裸坊祭)ーごじんこうさい(はだかぼうまつり)ー
今年も開催されました!!!
午後6時
防府天満宮の拝殿正面から「兄弟ワッショイ!」の掛け声と共に担ぎ出されるお神輿「御網代輿(おあじろこし)」。
その神輿を中心に、およそ5千人の白装束の男達「裸坊」が乱舞する姿は圧巻のひと言!
お神輿の重さは500kgあるにも関わらず、台車が用意されている大石段の下までは、滑り降りるように進んで行き、
台車に乗せられてからは、天満宮より2.5km先にある「勝間浦のお旅所(浜殿)」へ移動、
浜殿では勅使降祭の故事にならった菅原道真公の「無実の罪」を奏上する神事が執り行われます。道真公のお神霊を慰めるのです。
神事が終わった後、お神輿は防府市内を練り歩き、午後9時に天満宮へ帰還されます。
瑞々しく若返った道真公のお神霊は御神座にお遷りになり、その後1年間我々を見守って下さるのです。
この日の防府は、一連のパレードを見に15万人の参拝者で溢れかえりました。
今回の神事に参加された皆様に福徳がもたらされる事を切に願います。