記録的な豪雪に悩まされた冬も終わり
津軽でも春の息吹きを感じられる季節になりました。

４月２３日から弘前さくらまつりが始まりました。

今年は全国的に桜の開花が１週間から１０日程早く
弘前の桜も時期が早まると予想されたのですが、
開花を待ち望む気持ちとは裏腹に
さくらまつり初日までに開花は期待出来ない程
冬の気候に逆戻りしてしまいました。

それでも、弘前の桜を楽しみに
全国からお越しいただく見物客の為に
少しでも早く桜の花を楽しんでいただこうと
桜の枝にビニール袋をかけ、蕾を寒い風から守り
開花を早める実験が行われました。

４月２８日現在、桜の花は０．５部咲き程ですが
ビニール袋をつけた枝は他の枝よりも蕾がほころび
１つ２つと少し花を咲かせており、
弘前城を訪れたお客様の写真スポットになっていました。

お越しいただいた方に喜んでもらいたい。
ささやかではありますが、さくらまつりを支える方の
おもてなしに心があたたかくなりました。

そんなおもてなしの心を見習って、
桜が咲いていても、いなくても
最高の笑顔で皆様のお越しをお待ちしております。

界津軽　　須藤