受験シーズン到来でございます。これまで受験シーズンともなると、過去に数回受験のパワースポットをご紹介してまいりましたが、今回は湯島天神をご紹介いたします。
天神様という事で、全国に祀られていらっしゃる御祭神は菅原道真公（すがわらみちざね）でございます。平安時代の貴族で学者　政治家　漢詩人。　謀反を計画したとして大宰府に左遷されて現地で没しました。幼少より詩歌の才を発揮し、学問の神様として祀られ、多くの受験生が参拝いたします。

東風（こち）吹かば匂いおこせよ梅の花あるじなしとて春な忘れそ

春風が吹いたら、匂いを太宰府まで送っておくれ、梅の花よ。主人（道真公）がいないからといって、春を忘れてはならないぞ。
この歌は、菅原道真が無実の罪を着せられて太宰府へ左遷される前に、大事にしていた梅の木を前にして詠んだ作品。高校の教科書にも出てくる有名な歌ですね。道真公は梅を大事にしていたので境内には梅の木が多くありますが、残念ながら令和３年の梅まつりは中止になっております。
アクセス
東京メトロ湯島から徒歩2分　上野広小路から徒歩5分　JR御徒町から徒歩8分
当館よりは日比谷線入谷駅から仲御徒町駅下車徒歩10分
拝観時間　
AM9時から午後5時
コロナ禍のためホームページ　http://www.yushimatenjin.or.jp/pc/index.htm
にて確認をお願いいたします。