ＪＲ広島駅近くの『京橋会館』は、戦後の復興期に建てられた集合住宅。
当時の最先端デザインで、広島の戦後を象徴する建物の一つなんです。

そんな『京橋会館も』この秋に取り壊しが決定。
8月13・14日には解体前の貴重な一般公開＆見学ツアーを開催。

当日は予約不要・入場無料で、初心者にも分かりやすい解説や
ライブペイント・コンサートなどのイベントが行われます。

外観はモダンで、内側にはヨーロッパの建築を思わせる中庭があり
住民のコミュニティ形成に配慮をしているのが伺えたり
当時では先進的なダイニングキッチンやダストシュートがあったり
戦災復興途上の余裕のない時代ながら、文化的な生活を実現させよう
設計者が考えたことが読み取れます。

全般的に昔のものがよく残っており、当時の暮らしぶりがうかがえる
戦後の広島を象徴する名建築 をこの機会にご覧ください。


■公式サイト（アーキウォーク広島）
　　http://www.oa-hiroshima.org/index.html