宿番号:316637
オリエンタルホテル広島のお知らせ・ブログ
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カテゴリ
WINDSCAPE MINDSCAPE 上條喬久展
カテゴリ:イベント・フェア 2016年7月29日(金)〜9月6日(火)
更新 : 2016/7/16 9:59
今年の「ヒロシマ・アピールズ」ポスター制作を担当する上條喬久氏の展示を、7/29よりオリエンタルホテル広島1Fのギャラリーで開催いたします。
「ヒロシマ・アピールズ」とは、ヒロシマ平和創造基金、広島国際文化財団と日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)が広島市の共催のもと、広島の祈りと願いを広く伝えるために、選ばれたデザイナーによって毎年1点ずつ制作されているポスターです。
「ヒロシマ・アピールズ」に賛同し、共に発信していきたいという想いから、オリエンタルホテル広
島では、19階「オリエンタルフロア」のエレベーターホール及び客室に掲示しています。
本展では、本年度制作を担当する上條喬久氏の新作「ヒロシマ・アピールズ」ポスターの展示・販売とともに、上條氏のこれまでの作品のご紹介をいたします。
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会期 | 2016年7月29日(金)〜2016年9月6日(火)
場所 | 1F オリエンタルデザインギャラリー
時間 | 10:30〜19:30(最終日は17:00まで)/入場無料
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「ウインドスケープ マインドスケープ」という呪文のような言葉は、私の作品のテーマとして、21世紀になってから継続している。その「こころ」は表現とは何か、という問いに対する応えであり、制作の姿勢でもある。「表現」とは表に表すことで、対語は「内在」である。内に在る想いを表に出す行為が作品制作だろう。表現技術や方法論は作品の中心にはならない。すなわち、全ての表現ではマインドスケープ、心象風景なのだ。ウインドスケープとは「風景」を英語で直訳した私の造語である。グラフィックデザインの作品は街や生活の中で、風景になってほしいと願っている。つまり、自分の内なる想いが風景として感じられ、受け入れられるのが理想なのだ。
HIROSHIMA APPEALSの平和ポスターも平和に対する私の想い、平和を希求し、強く祈る気持ちをカタチにした。祈りがカタチになった。もしも、そこに共感が生まれるならば、きっと大きなメッセージとなって、祈りの風景になる。
上條喬久