宿番号:316736
伊豆高原 城ヶ崎温泉 花吹雪のお知らせ・ブログ
花吹雪の小唄稽古所
更新 : 2012/7/16 13:11
この森の界隈から三味線の調べが…。
小唄がもれ聴こえます。
日本特有の調べです。
日本人だけしか分らない訳でもないようです。
先日もデンマークから来た雑誌記者の若い女性の方でしたが、
「これは悲しい歌ね」と言っていました。
たまたまその曲は、「鶴次郎」という悲恋の内容でした。
鶴次郎には鶴八という、女の芸の相棒がいました。
新内という三味線を使う邦楽です。
時は大正時代。
名コンビでしたが、芸のことで喧嘩が絶えない二人でした。
しかし、鶴八は、故あって嫁に行きます。
一人になった鶴次郎は、なかなか、芸がうまくいきません。
大喧嘩もしていた鶴八を実は慕っていたという心の内が分かり
一人涙にくれて酒を呑む鶴次郎でした。
小唄「鶴次郎」歌詞
心して、我から捨てし 恋なれど
せきくる涙 こらえかね
うさを忘れん 盃の 酒の味さえ ほろ苦く
花吹雪の小唄稽古所では、月に3日間行っています。
見学ご希望の方はお問い合わせ下さい。(0557-54-1550)
赤いうさぎ 勘助
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