福井の有名観光スポットとして永平寺があります。
敷地内の静けさ、周辺の雰囲気は一見の価値があり、
景観だけでなく、禅の教えに興味を持ち、訪れる方も増えているといいます。

福井県には永平寺以外にも有名な禅宗のお寺が数多くあり、
そのうちの一つに「大安禅寺」がございます。

万治元年(1658)に第4代福井藩主・松平光通が、当時の高僧・大愚禅師に帰依して建てた臨済宗妙心寺派の寺で、歴代福井藩主の菩提寺として知られ、現在も、当時そのままの姿をとどめています。数百点にもおよぶ文化財が保存され、笏谷石1,360枚の石畳みと高さ3ｍを超す墓石がズラリと並ぶ”千畳敷”には圧巻されます。

また、大安禅寺は別名「花菖蒲の寺」とも呼ばれており、満開に合わせた６月４日（土）〜６月２６日（日）の期間中、大安禅寺花菖蒲祭が開かれております。道元もびっくりの６０種類約１０万株の花菖蒲を堪能でき、貴重な寺宝展も開催されてます。

場所は、北陸自動車道福井北ICから車で30分、当館からは15分ほど。
拝観料は５００円となっております。

花好き、寺好き、禅好きのかた、一度足を運んでみてはいかがでしょうか？