こんばんは！
フロント長田でございます。
長田は本日映画｢赤ずきん｣を観てまいりました。
実は赤ずきん、元々はとても残酷な物語でございます。
グリム童話も実は残酷と言われますが、
グリム兄弟でさえ、随分と各地の伝承をマイルドに加工したのだと言われております。
グリム童話のベースとなったペローという人物の童話も、かなり残酷な描写を削ったそうです。
この映画「赤ずきん」は、そのペローのもっと前、民間伝承で伝わった最も残酷な物語をベースにしておりました。
赤ずきんを脅かすのは、狼ではなく、人狼です。
中世ヨーロッパでは魔女狩りと平行して、人狼狩りというものが行われておりました。
その人狼狩りが行われていた地域と、｢赤ずきん｣の民間伝承が残っていた地域とは、見事に一致するそうでございます。
童話が生まれる背景というのは、
その時代ごとの世相であったり、風習であったりするようで、
調べてみると面白い事実が次々に出てきます。
しかし、この｢赤ずきん」、ベースは恐ろしくても、
乙女なら胸が高鳴るようなラブロマンスでございます。
長田も映画館でぽけ〜っとしてしまいました。
女性の皆様、オススメです。
長田はDVD欲しいです。

フロント長田