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美食の隠れ家 プロヴァンスのお知らせ・ブログ
〜 木造十一面観音立像 〜
更新 : 2014/2/25 9:49
家内安全や無病息災などを祈願する
「春季厄除(やくよけ)大会式」が2月18日、
多気町長谷の山の上に立つ「近長谷寺(きんちょうこくじ)」で行われました。
普段はひっそりと佇(たたず)む同寺の境内に約300人の参拝者が訪れ、
日本修験道会による柴燈(さいとう)護摩や火渡り護摩、
厄払いの餅投げなどが行われました。
真言宗山階派のこちらのお寺は平安後期885年創建と伝わっています。
本尊は国の重要文化財の指定を受ける像高6.6メートルの
「木造十一面観音立像」。
「仏像マニア」と呼ばれる仏像ファンもレンタカーを借りて訪れるほど。
多気郡多気町の長谷と、神坂という山あいの狭い地域に
「普賢寺(ふげんじ)」「金剛座寺(こんごうざじ)」「近長谷寺」の
千年以上の古い歴史を持つ三寺院が立つ珍しい地域であるため、
地元の人たちは親しみを込めて「多気のチベット」と呼ばれています。
「木造十一面観音立像」は毎月18日と日曜・祭日限定で、
希望者だけに開帳しています。
拝観は10時ごろ〜15時ごろ。拝観料は200円。
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