懐石宿　扇屋のお知らせ・ブログ

毎年10月に約800年もの歴史を誇る伝統行事「武雄の流鏑馬」が開催されます。
その起源は寿永3年（1183年）。源頼朝が平家討伐に際し、武雄神社で戦勝祈願を行ったところ、神社の使いである白鷺に励まされ戦に勝利。
これを感謝して勅使を遣わしたことから、武雄領主が流鏑馬を奉納したのが始まりと伝えられています。

宵のまつり（10月22日）は、夕刻に甘久区を出発。
武雄神社で荒踊を奉納したのち、「エイトウ、エイトウ」と威勢のいい掛け声とともに市街地を練り歩く勇壮な行列が見どころです。
翌日（10月23日）の「流鏑馬奉納」では、八並区から出発した行列が武雄神社へと向かい、神事の後に馬場で奉射・競射が行われます。
流鏑馬行列は華麗な鎌倉絵巻を見るようであり、馬上から弓を射る姿は勇壮で圧巻です。

今年で839年を迎える、佐賀県の重要無形文化財。秋の武雄を訪れるなら、ぜひこの伝統行事の息吹を体感してみてください。

■ 開催場所：武雄神社（武雄市武雄町大字武雄5335）
■ 問合せ先：秋まつり実行委員会（武雄市観光課）TEL：0954-23-9237
■ 開催日　：�@宵のまつり（エイトウ）／10月22日（水）

　　　　　　 �A流鏑馬奉納／10月23日（木）　※雨天決行
　　　　　　　 12:00 神事・堂廻り（武雄神社）
　　　　　　 　12:40 お下り
　　　　　　 　13:20 お上り／馬場とう（神社下馬場）
　　　　　　 　14:00 奉射