今年も木次線のトロッコ列車「奥出雲おろち号」の運行が始まりました。木次駅から備後落合駅まで、出雲神話のヤマタノオロチ伝説ゆかりの斐伊川に沿って走ります。

トロッコ列車は、窓ガラスがないため開放感いっぱい！　奥出雲の豊かな自然を育む水や風の匂いを直接感じることができます。もちろん、季節によっては、花の咲き頃や紅葉の染まり具合などの沿線風景も存分に楽しめます。

さて、木次線といえば、160mもの急な斜面を登坂するために設けられた、出雲坂根駅の「三段式スイッチバック」があります。スイッチバックをトロッコ列車で走行するという、全国的にもたいへん珍しい体験ができるのも、「おろち号」の魅力です。

トロッコ列車「おろち号」は、4月から11月下旬までの金・土・日・祝日限定での運行ですが、ゴールデンウイーク・夏休み・紅葉期間中には毎日運行しています。 ​​
界出雲に一番近い玉造温泉駅から８時８分発の電車に乗ると、９時４３分に木次駅に到着します。そこから１０時７分発のトロッコ列車に乗ることができます。