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神在月の出雲へようこそ
更新 : 2019/10/26 17:58
旧暦10月は、「神無月」と言われています。
ところがここ出雲だけは、全国から八百万(やおよろず)の神々がお集まりになって、男女のご縁組みなどについて会議をされることから、「神在月」と言います。
神在月に催される神事についてご案内いたします。
今年の神在祭は11月6〜22日に行われます。
旧暦10月10日(今年は11月6日)の夜、出雲大社の西側にある「稲佐の浜」(写真)では神迎えが行われます。
ここでお迎えした神々はそこから約一週間、出雲大社 御本殿の東西にある「十九社」に宿泊、そこから上の宮で行われる神議(かむはかり:会議)に出席されます。
神在祭の期間は十九社のすべての扉が開かれます。
八百万の神々は11月7日、11日、13日の「神在祭」を終え、最後に22日には出雲市斐川町にある万九千(まんくせん)神社で直会(なおらい:締めくくりの酒宴)を行い、全国にお帰りになります。ちなみにここ出雲では、一般的な打ち上げの宴も直会と呼ぶことがあります。
祭事期間、出雲の人々は神々の会議を邪魔しないように粛清を保つため「お忌み祭」とも呼ばれています。
一年に一度、おごそかな雰囲気の中行われる神在祭をぜひ現地で体感してみてください。
(出典:出雲市 神在月文化振興月間パンフレット
出雲大社HP)
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