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伝説の里 鹿角「十和田湖と八郎太郎」(第一話)
更新 : 2024/8/30 12:14
語り継がれてきた伝説、民話が数多く遺る「伝説の里」 鹿角
今回は、鹿角に由来し、皆さんにも親しみのある
「十和田湖」にまつわる八郎太郎伝説と共に
観光スポットをお伝えしていきます。
むかし、奥羽山脈のふもと草木(鹿角市十和田草木)に
八郎太郎という身長六尺の雄々しい若者が住んでいた。
あるとき八郎太郎は、仲間と三人で生業のマダ(級の皮)をはぎに
はるばる十和田の山奥へ出かけた。
流れのほとりに小屋をかけ
日代かわりに炊事番をしながら仕事をつづけた。
八郎太郎が炊事番になり、水を汲みに川のほとりへ行くと
岩魚が三匹泳いでいた。
八郎太郎は、その岩魚をとって焼いたが
仲間を待つことができず、少しばかりつまんだところ
この世のものとは思えないほどおいしかったので
いつのまにか全部食べてしまった。
すると八郎太郎ののどは、焼きつかんばかりにかわき
清流に口をつけたまま一時も休まず飲んだ。
ふと顔を上げて水面を覗くと・・・
なんと蛇身に変わっていた。
やがて帰ってきた二人は驚くが、八郎太郎は涙を流しながら
「もう俺は魔性となった。親達によろしく伝えてくれ」
と言い、三十余丈の大蛇となり、十方より流れる沢を堰止め湖を作った。
かくして八郎太郎は、静かで深く眠るがごとき紺碧の湖、
十和田湖の主となったーーーーーーーー。
(第二話)続く・・・
当館から車で北へ30分程行った場所に八郎太郎出生の地を示す石碑が祀られております。
その2km離れた場所には、大湯環状列石があります。
大湯環状列石は、鹿角市十和田大湯字野中堂字万座に所在する
2つの環状列石を主体とする縄文時代後期の大規模な遺跡です。
大湯環状列石から約30分、北へ進むと十和田湖に入ります。
数十年から数万年前の幾度にもわたる噴火活動によりできた
世界最大の二重カルデラ湖です。
鹿角市と小坂町の境にある発荷峠は絶好のビューポイント!
湖畔の中山半島にある十和田神社は、神仏習合の霊山として
熊野権現や日光東照宮に比すべき北東北最大の山岳霊場でした。
そして10月12日に、「道の駅 十和田湖」がオープン予定!
当館から国道103号を北へ進むと十和田湖にぶつかるT字路に建設中です。
十和田湖最大の観光スポット「十和田湖畔休屋」へも車で約8分の便利な立地です。
紅葉シーズンの十和田湖観光に是非ご利用ください。
(写真提供:大潟村教育委員会)
八郎太郎出生地(十和田草木)
大湯環状列石
十和田神社
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