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宿番号:319164

秋田づくしの創作郷土料理ビュッフェと渓流沿い絶景露天風呂を堪能

ハイクラス

湯瀬温泉
東北道鹿角八幡平ICより国道282号線で10分。岩手県「盛岡駅」よりJR花輪線で100分、湯瀬温泉駅下車徒歩5分

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  • 伝説の里鹿角「ダンブリ長者」(その1)

    更新 : 2024/11/23 0:38

    「伝説の里」 鹿角を旅する # 4「ダンブリ長者」

    ダンブリとは、鹿角の方言でトンボのこと。
    ダンブリによって、ある貧しい夫婦が長者となった物語。

    むかし、第26代継体天皇のころ、独鈷(大館市比内町)に
    勤勉な娘が住んでいた。この娘は16歳のときに両親を亡くし、
    毎日悲しみにくれていた。ある夜、枕辺に白髪の老人が現れ、
    「おまえの夫となる人は、この川上にいる。
    その男の働きはおまえだけには普通の男の二倍に見える。
    たずねていって連れ添うがよい」と言った。

    娘は神のお告げと思い、米代川をさかのぼった。
    日の沈むころ、小豆沢の山中で一人の男を見た。
    この男の働きぶりは、一本の柴を刈れば二本倒れ、
    二本刈れば四本倒れるというありさまで
    娘はこの男こそ夢に告げられた夫であると思い、
    若者に話すと、老父の許しをえずに結婚はできないといい、
    事の次第を老父に語り、老父は、結婚を許した。
    この老父と若者は、小豆沢(鹿角市八幡平)の根元に住んでいた。
    一家は、生活は貧しかったが正直者であった。
    ある年の元旦、若者の枕辺に老翁が忽然と現われ、
    「われは大日神である。川上にいき、住むがよい。そうすれば長者となるであろう。
    ここは霊地である。われが鎮座し五穀を育てる。
    ただちに去るがよい」といった。
    若者は妻に、「これ、おまえ、起きてくれ。今、不思議な夢をみた」というと
    妻もまた同じ夢をみたという。
    夫婦は土を高く盛り上げ、供物を備えて祈った。
    明けて正月二日、若者は老父を背負い、夫婦は連れだって川上へ向かった。
    平間田(岩手県八幡平市)に辿りつき、ここで田畑を切り開き、農業にいそしんだ。
    ある日のこと、畑で働いていた夫婦は、
    暑さと疲れのため、うとうとと眠ってしまった。
    すると、何か若者の唇にふれるものがある。
    それは、ダンブリが口に尾をつけていたのである。
    若者は、名酒を飲んだ夢を見た。

    つづく・・・

     

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