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宿番号:319164

秋田づくしの創作郷土料理ビュッフェと渓流沿い絶景露天風呂を堪能

ハイクラス

湯瀬温泉
東北道鹿角八幡平ICより国道282号線で10分。岩手県「盛岡駅」よりJR花輪線で100分、湯瀬温泉駅下車徒歩5分

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    大日堂舞楽 舞台裏 能人インタビュー (その3)

    更新 : 2024/12/21 8:56

    ※このブログは第3回に渡る「大日堂舞楽 能人インタビューシリーズ」のその3です。その1からご覧ください。

    能衆が本堂に入ると、以下の流れで行われます。

    1.籾押し(もみおし)  …農作業を表現した舞
    2.神子舞(みこまい)  …天の神にささげる舞
    3.神名手舞(かなてまい)…地の神にささげる舞
    4.大小行事(だいしょうぎょうじ)…お金とお米を四方に撒き、舞台を清め、豊作を願う
    5.本舞
      @権現舞(ごんげんまい) 小豆沢地区 …五ノ宮皇子の御霊を慰める舞
      A駒舞(こままい) 大里地区     …五ノ宮皇子の御馬の舞
      B烏遍舞(うへんまい) 長嶺地区   …吉祥姫の墓固めの舞
      C鳥舞(とりまい) 大里地区     …「だんぶり長者」の鳥の舞
      D五大尊舞(ごだいそんまい) 谷内地区…「だんぶり長者」と四人の家臣の舞
      E工匠舞(こうしょうまい) 大里地区 …大日神の御神体を刻む様の舞
      F田楽舞(でんがくまい) 小豆沢地区 …「だんぶり長者」が農民を慰めた舞

    阿部さんが舞う「烏遍舞」は
    能人6人による三部構成で舞われます。
    古くは「ヲベ舞」とも呼ばれたと古い記録にあり、ヲベとは斧部のことで、そま取の舞とも云われます。継体天皇の御后、吉祥姫の遺体を葬る様を振り付けたものとも云われています。
    六人の博士と呼ばれる能衆が、折烏帽子を被り、頬面(ほおめん)と呼ばれる面をつけ、右手に太刀を持って舞います。舞の最後に幸運が授かるという御守を撒いて、舞台を降ります。

    当日の見どころを聞くと
    大里地区の子どもたちによる「鳥舞(とりまい)」という雛の舞が
    かわいらしくぜひ見てほしいとのこと。
    そして、一番の目玉は谷内地区による五大尊舞です。

    尚、JR東日本が発行している冊子の「トランヴェール」12月号に、
    秋田の伝統芸能が特集されており
    男鹿のナマハゲなどと共に大日堂舞楽が紹介されています。
    この厳格な舞楽がどのように継承されてきたのか
    詳しく紹介されています。

    ▼JR東日本 トランヴェール
    https://www.jreast.co.jp/railway/trainvert/

    また、秋田市文化創造館の記事に
    霊貴神社の宮司である安部良行さんのインタビューがあり
    更に深掘りできます。

    阿部さんはこれからも鹿角の伝統を繋いでいきたいと語ります。
    ぜひ今年のお正月は、大日堂舞楽を観にいきませんか??

    鳥舞

    インタビューに応じてくれた阿部和起さん(湯瀬ホテル職員)

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