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日本三大ばやし「花輪ばやし」桟敷席予約スタート
更新 : 2025/7/5 13:59
夏至を過ぎると、いよいよ本格的な夏の到来。
日本三大お囃子とも称される、「花輪ばやし」の笛太鼓が脳裏に浮かびます。
平安末期から続く、「花輪ばやし」は花輪の産土神、
幸稲荷神社の祭礼ばやしとして奉納されるもので、
豪華絢爛な10台の屋台が若者の熱気あふれるお囃子に乗って
夜通し町を練り歩く行事で、ユネスコ無形文化遺産としても登録されいます。
10町内で豪華な衣装を競った総漆塗りの屋台は
お囃子の迫力に負けず劣らず、目に余る程に夏を演出してくれます。
なんと言っても花輪ばやしのハイライトは、
8月19日の夜に行われる駅前運行で、
夕刻に各町内を出発し、本はやしを鳴り響かせながら花輪駅前に大集合します。
町踊りも披露され、鹿角市一番のお祭りムードに包まれます。
また、屋台の練り歩きは、翌日の早朝まで続き、ピークは深夜の2時頃!
20日未明、暁闇をついて行われる朝詰は、花輪ばやし最大のみどころ。
稲村橋に列を成して、枡形と呼ばれる神輿の控え所に詰める様は、まさに豪華絢爛。
稲村橋へ到着すると、躍動的なパレードと趣向がかわり、一転、厳粛な神事となります。
全町で円陣を組み行われる、花輪独特の手締め式 「サンサ」も
花輪ばやしの見どころの一つです。
「サンサンサントセ、オササノサントセ、ヨイヨイヨーイ」
と、三度繰り返し唱えます。
これは祭神へのあいさつ、讃える言葉とも言われています。
サンサのサンは「参」から発生しているようで、参とは神様に会うことなのです。
参とはさらに三の数字の大字であり、三回繰り返すという意味とも重複して、
産土神の祭礼の祝い言葉のようです。
サンサのスケジュール
19日18時40分頃 谷地田町・御旅所
19日21時頃 鹿角花輪駅・駅前広場
20日4時頃 舟場町・枡形
20日21時頃 鹿角花輪駅・駅前広場
21日0時頃 組丁・赤鳥居
駅前行事は20日にも開催されます。
19日よりも、少しゆったりと見れるので
ゆっくりお囃子や屋台を鑑賞したい!という方には20日がおすすめ♪
花輪ばやし一番の見所である「駅前行事」を座って間近でご覧いただける桟敷席が
7月1日より販売受付開始となりました。
桟敷席でしか見ることができない光景をぜひお楽しみください。
詳しくは、道の駅かづの あんとらあホームページをご覧ください。
https://antlerkazuno.jp/sakiji2025/
写真提供:花輪ばやし祭典委員会
他町内を通過する際、町内の代表による「町境の挨拶」があり
それを盛り上げるお囃子合戦が迫力満点です!
1日目朝詰めの〆のサンサ
写真提供:花輪ばやし祭典委員会
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