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宿番号:319164

東北2位(夕食・総合)じゃらんアワード2024(101〜300室部門)

ハイクラス

湯瀬温泉
東北道鹿角八幡平ICより国道282号線で10分。岩手県「盛岡駅」よりJR花輪線で100分、湯瀬温泉駅下車徒歩5分

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    秋田を愛し愛された紀行家 菅江真澄

    更新 : 2025/8/16 0:43

    秋田県内の多くの名所には、「菅江真澄の道」という標柱が見られますが
    みなさんは、秋田を愛し、愛された菅江真澄という紀行家をご存知でしょうか。
    「菅江真澄の道」の標柱は、県内に400本以上あります。

    江戸時代後期の紀行家で、博物学者。
    三河国(愛知県東部)に生まれ、本草学・医学、漢学などを修めた後、
    30歳で故郷を旅立ち信州から東北、北海道を巡歴しました。
    「奥の細道」で知られる紀行家、松尾芭蕉の後100年の頃となります。

    48歳で再び秋田入りし、76歳で角館で病没するまで
    47年間の旅の中で秋田県に滞在した期間は29年間に及びます。

    菅江真澄は、秋田領内にて生活や民俗、歴史、地理、文学、考古など
    多岐にわたる内容を日記や地誌、随筆として絵と文章とで記録し
    当時の秋田の暮らしや自然風景を表す貴重な資料となっています。

    菅江真澄の心の惹かれた約200年前の秋田の様子が
    好奇心のままに筆を持ち、美しく繊細に描かれ、「よそ者」でありながら
    秋田の人々に愛されることになりました。

    後年、民俗学の大家である柳田国男(1875年から1962年)は、
    人々の生活や文化に深く興味を持って記録した真澄の活動を
    「民俗学の祖である」として評価しました。

    鹿角には、世阿弥の謡曲「錦木」で知られる「錦木塚」を目当てに
    32歳で訪れ、54歳に再訪しています。

    2023年には、角川ソフィア文庫より「菅江真澄 図絵の旅」が新刊され、
    200年前の日本を描いた貴重なカラー図絵112点が収録されています。
    これから秋田の旅を検討されている方に入門書としておすすめです。
    また、現在秋田県内の道の駅で、菅江真澄と旅をするスタンプラリーも開催中です。

    更に菅江真澄について詳しく知りたい方は、
    秋田市にある秋田県立博物館内に、菅江真澄資料センターを訪ねると
    深く知ることができますよ。

    話はそれますが、現在秋田県立博物館では
    絵本「りんごかもしれない」で数々の受賞歴のある絵本作家ヨシタケシンスケさんの
    「ヨシタケシンスケ展かもしれない」展が開催中です♪

    つづく・・・

    写真提供:秋田県立博物館

    写真提供:秋田県立博物館

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