皆さん、こんにちは！
今日の裏磐梯は晴れ。空気は冷たいですが、風はなく裏磐梯としては過ごしやすい一日となりました。

さて、今回は会津若松市に古くから伝わる民芸品「べろ長」を紹介したいと思います。

べろ長はとてもいたずら好きな舌の長い怪物で、その長い舌を使っては沼や川の水を吸い上げて、農民たちを困らせたそうです。
そのべろ長のいたずらを見かねた弘法大師はべろ長に、「お前はいつも長い舌を自慢しているが、どれくらいなのか？私の舌と勝負してみないか？」と挑発したそうです。
これに怒ったべろ長が、長い舌を伸ばして威嚇したところ、弘法大師がすかさず荒縄で長い舌を縛り、二度と悪さができないようにしたそうです。

そんな農民たちを困らせたいたずら好きのべろ長は、そのユニークな見た目のため、今や魔除けのお守りとして重宝されています。
休暇村裏磐梯の売店にも、木彫りのべろ長をサイズ別に販売していますので、宿泊や日帰りの際には、ぜひ一度ご覧ください！！

担当：大堀　聖司