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    草菴スタッフ【ばーず】の出雲神話教室〜その10

    更新 : 2012/5/19 19:14

    ただものだんだん!!

    イザナミのいる黄泉の国から逃げ出したイザナギは穢れた体の身を清めようと思い立ち、筑紫国日向(ちくしのくにひむか)【現在の宮崎県】の阿波岐原(あわきのはら)へ行きました。

    そこに綺麗な川があり、体を清めるために身に着けている物を脱ぎ始めました。

    すると、一つの物を脱いだり外したりする度に新たな神が生まれました。



    そして、イザナギは川の中に入り体中を洗いました。その度にまた新たな神が生まれました。

    このうち、ソコツツノヲ・ナカツツノヲ・ウハツツノヲの三人の神は航海の神として難波(現在の大阪市)の住吉大社に祀られています。

    体を洗い終えてイザナギは最後に清流で顔を洗いました。

    左目から・・・太陽神であり高天原治めることを命じたアマテラス

    右目から・・・月神であり夜の世界を治めることを命じたツクヨミ

    鼻から・・・・・海の支配を命じたスサノオ

    の三貴神と呼ばれる三人の神が生まれました。

    イザナギは最後に一番いい子を産んだとたいそう喜びました。

    アマテラスとツクヨミの二人は父・イザナギの命令を守り、それぞれの世界に行きました。

    しかし・・・最後に生まれたスサノオは命じられた海へ向かわず、ただその場で泣き喚くばかりでした。喚きは絶え間なく続き、立派な大人の姿になってもスサノオは赤ん坊のように泣いていました。その酷い泣き声に山々の草木は枯れ、山や海は干上がり、それにつけ込んだ悪い神々が荒れ果てた地上に災いをもたらしました。

    地上の有様に驚いた父・イザナギはスサノオに泣き喚く理由を厳しく問い詰めました。

    「おまえは私の言うことを聞かないで何故泣き狂っているのか!?」

    すると、スサノオは「お母様(イザナミ)のいる所(黄泉の国)に行って、お側に居たいから泣いているのです。」と答えました。

    スサノオの答えにイザナギの怒りは頂点に達しました。

    「そんな勝手な子はこの国に住まわせるわけに行かない・・・どこへでも出て行け!!」と言って、スサノオを追放してしまいました。



    今回のお話はここまでです。

    ついに出雲神話の主役・スサノオの登場です!!

    それでは、次回をお楽しみに!!

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