こんにちは。
秋は新米の季節ですね☆
家でもやっと、山形名産の「つや姫」を食べました！！
ふっくらおいしいご飯に、食が進みます。



さて、今回は２２回目！
【最上三十三観音巡礼レポート】をお送りします♪
今日は第２２番
「延沢　のべさわ」です。

こちらの観音様には、面白い逸話があるので、
ご紹介いたします。

むかし、延沢に住む土屋又三郎という人物が、
諸国の霊場を巡礼していたんだそうです。
その途中、近江の国の「瓦原寺」に泊まる事になったのだそうですが。
その夜、夢の中に　天女が現れ
　　「自分はここの観音だが、一緒に出羽の国に行きとどまりたい。
　　　明日、私を背負って出発しなさい」
という夢のお告げを聞いたのだそうです。


翌朝になり、
又三郎は寺の住職にその話をしようとしたところ・・・
寺の住職の方から、又三郎に
　「昨夜ここの観音様が夢に姿を現し、
　今夜泊まっている修行者とともに、出羽国の祥雲山に行きたい。
　　と、言われました。
　　どうか、あなた様とともに　大切に持って行ってくれないですか？」
というのです。
又三郎も　同じ夢を見た話をし
　二人ともビックリ　驚いてしまったのだそうです。



ご詠歌は・・・
いのれただ　ひとのよわひを　のべさわの
ほとけのちかひ　ありがたきかな


旅にでる観音様・・・
なんだか、不思議なおはなしです。
ぜひ一度行ってみて下さいね！！