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宿番号:319560

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  • “お西さん”は本日宗祖降誕会でした。

    更新 : 2010/5/20 15:39

    以前の記事にて“お東さん”の事を書かしていただいた事がありましたが、今日の昼、少し歩いて今度は“お西さん”に参りました。“お西さん”とは西本願寺のことです。(ちなみにお東さんは東本願寺です。)5月20日と21日は降誕会にあたります。(降誕会とは宗祖である親鸞聖人がお生まれになった日の事です。)

    京都に住んでいてよく聞かれるのは、東本願寺と西本願寺はどうして分かれているのですかという事です。東本願寺も西本願寺も元々は一つで、浄土真宗の総本山です。1592年、本願寺十一世法主・本願寺顕如(けんにょ)は、死ぬ前にすでに長男の教如(きょうにょ)が十二世法主になっているのにもかかわらず、豊臣秀吉の支持を受けた三男の准如(じゅんにょ)を跡継ぎにしました。遺言に従って教如は隠居しましたが、1602年、教如は徳川家康に京都に寺地をもらいます。これが東本願寺です。真宗大谷派とも言われます。これに対して准如が継いだほうは西本願寺で、浄土真宗本願寺派とも言われます。

    歴史の面から書いたのでよく分かりませんが、元々は一つだったのでおそらく信仰の主旨は同じか少し違う程度かと思います。簡単に書いたつもりがややこしくなって恐れ入ります。

    歴史の面からもう一つ。西本願寺は江戸時代の幕末期、新撰組の屯所になった所としても有名です。慶応元年(1865年)の春、新選組は屯所を住み慣れた壬生から、西本願寺へ屯所を移転しました。境内に新撰組本陣の看板を掲げ、北東にあった北集会所と太鼓楼を使用しておりました。

    新選組は境内で大砲や鉄砲の訓練をしたり、隊士達の体力をつける為に豚肉や猪肉を食べ、殺生を禁じた寺院内では、大変な反感をかったようです。明治になってから北集会所は姫路市の亀山本徳寺に一部移設されたので、今は新撰組のあ足跡を見るのは太鼓楼だけであります。

    などなどと長い蘊蓄で失礼しました。来年は親鸞聖人の750回忌にあたり、東本願寺も西本願寺も大遠忌法要が催されるので、全国からかなり多くの参拝の方がお見えになると思います。

    いかにも京都らしい雰囲気をぜひ体験下さいませ。その際、ご宿泊は最寄りの当店にお申し付け下さいませ。長々とお読みいただき、ありがとうございました。

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