宿番号:319560
ホテル法華クラブ京都のお知らせ・ブログ
先週は京都西山から市内を望み、今週は東山から・・。
更新 : 2010/6/6 21:59
先週の日曜日に引き続き、今回も京都山麓からの記事を・・。大文字山と言えば、京都の夏の風物詩でもある五山送り火のひとつ「大」の字が焼かれることで有名な山ですが、私自身、長年京都に住んでいながら、登るのは今回初めてでした。
感触としては、先週登った愛宕山よりかは幾分か楽であったと思います。標高も466メートルと愛宕山の約半分ですが、市内の眺めは全然負けませんね。むしろパノラマ感は此方の方が印象深いです。
銀閣寺道から土産物屋が並ぶ坂道を進み、突き当りの銀閣寺の門を左に曲がれば渓流沿いの広い道からやがて小さな橋を渡り、いよいよ大文字山への登りです。階段状に付けられた道をそのまま登って行くと道は何度か折り返しになります。
火床までは観光がてらの一般の人達も多く、道もそれなりに整備されているので、然程きつくは感じられませんでした。ジグザグ道が少しなだらかになると、石碑が見えてきました。千人塚です。そのお地蔵様の周辺には、五山の送り火に使用される薪らしき木片が置かれていました。
やがて緩やかな道も終わり、長い石段がずっと上まで続いています。150段位でステップの間隔が小さいので、運動量の割にはなかなか前へ進まない・・結構ここは苦しかったですね。
長い石段を登り切ると、大文字の火床に到着です。既に多数の人達が腰を下ろして市街地の景色を眺めていました。文句なしの展望です。箱庭に建物がぎっしり詰め込まれたようで、三方を山に囲まれた様子が明らかです。歩いてきた銀閣寺道も銀閣寺も見えます。中央後方に一際高くそびえているのは、先週登った愛宕山(標高924メートル)でしょうか?
火床で引き返そうかと思いましたが、せっかくやから三角点を拝んで帰ることにしました。汗を滴らせながら、火床の石段をまたまた登って行き、さらになだらかな林の中の道を進みます。ここからはめっきり人の往来が減り、すれ違うのはハイカーだけになりました。
平坦、登り、平坦、登りを繰り返して頂上に到着です。頂上は火床から結構距離がありました。樹木に囲まれている山頂は三角点とベンチがあるだけで、ベンチがある南西方向には僅かに展望がありました。
山頂から先へ進むと蹴上方面へ行けるそうですが、今日はもここで引き返すことにしました。来週は・・・未定です。