宿・ホテル予約 > 奈良県 > 奈良・斑鳩・天理 > 奈良・大和郡山 > さるさわ池 よしだやのお知らせ詳細

宿番号:319665

鹿さんと興福寺まで徒歩1分☆猿沢池の美しい夕焼けを一望できる宿

ハイクラス

大阪空港〜近鉄奈良駅へリムジンバス65分。京都〜近鉄奈良駅へ特急35分。近鉄奈良駅から徒歩10分で到着!

さるさわ池 よしだやのお知らせ・ブログ

宿泊施設からのお知らせ

  • 施設のおすすめ

    興福寺五重塔 大規模保存修理工事

    カテゴリ:その他 2024年5月21日(火)〜

    更新 : 2024/5/21 20:31

    古都奈良の象徴でもある興福寺の国宝・五重塔。
    現在120年ぶりとなる大規模な保存修理工事が行われております。

    昨年7月から素屋根工事が着工されており、住民の方々もいつ五重塔の姿が見えなくなってしまうのか寂しい気持ちで工事の様子を見守っていることでしょう。

    こちらが現在の五重塔の姿。
    覆屋(素屋根)の足場を組むための大型クレーンが設置され、じわじわと下層部から見えなくなっています。

    大型クレーンと五重塔。このアンバランスな組み合わせもまた貴重な姿ですね。

    当館の貸切風呂と屋上ラウンジからは五重塔を間近でご覧いただけます。
    じわじわと見えなくなっていく五重塔を日々チェックしながら、ご宿泊のお客様にも保存修理工事が行われていることをお伝えします。
    やはりお客様も次に五重塔を見られる日がいつになるのか気になるご様子。

    「工事期間はいつまでですか?」
    「令和13年(2031年)の予定です。」
    「……今って令和何年だっけ??」
    「令和6年です。」
    「……。」

    皆さん、なんとも言えない表情になります。
    (令和13年って私、何歳??)

    約6万枚の瓦を1枚1枚はがし、その瓦がもう一度使えるのか見て、音で確認する。
    最低でも8年はかかると言われているのも納得です。

    ただ寂しい、寂しいとばかりも言ってはいられない。
    5度の焼失と再建を繰り返し、現代の建物は室町時代再建の6代目。
    これから先、100年先、いやもっと先の未来に遺していくための大修理工事。

    無事に予定通り工事が終わるよう、私も近くで見守りましょう。

    しかしながら五重塔が見えずとも、中金堂や国宝館は通常通り拝観可能です。
    保存修理工事期間中は境内の通路が一部通行止めになるところもありますが、今まで通り変わらず興福寺境内のお散歩をお楽しみいただけます。

    歴史的な工事が行われていようとも、興福寺が私の庭であることに変わりはなさそうです。

    関連する周辺観光情報

宿泊のご予約はこちらから

料金・宿泊プラン一覧

お電話でご予約される場合は、宿泊プランをお選びください。