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湯の宿 白山菖蒲亭のお知らせ・ブログ
【山代ある記】大堰宮公園
更新 : 2011/1/20 10:58
大堰宮公園は平成山代八景の一です。
山代では「おおのみや」といわれています。
大堰宮の祭神は大堰神で堰の口を護る神であり、豊穣の神です。
日本三代実録に「清和天皇貞観18年(876年)加賀山代の大堰宮に従5位下を授く」とあります。
本殿は大聖寺川の椎木淵を臨む古墳の上に鎮座し、一望する景色は遥か彼方の山々が見渡せ絶景です。
縄文時代中期の遺跡と古墳数基が確認されています。
大堰という名前は、後ろを流れる大聖寺川の水を水田に引くための大きな堰(水をせきとめる仕切り)があったのでつけられたと言われています。
大正4年、電車開通を記念して参道に数十本の桜を植樹したが、歳月を経た今では老若合わせて数百本を超え、山代温泉の桜の名所となっています。
桜の見頃には園遊会も催され町民はもとより遠来からも花見客が訪れ賑わっています。
なお、当地の桜は現在の桜前線の定点観測にも使用されています。
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住 所 加賀市山代温泉