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【風景散歩】木曽義仲、斎藤実盛の数奇な運命を辿る
更新 : 2011/2/21 10:26
【加賀の風景散歩】戦国の世に翻弄された男たちの切ない想い『木曽義仲、斎藤実盛の数奇な運命を辿る』
戦国の時代、ある老武者の死を悼んだ木曽義仲。
義仲の父・源義賢が殺された時、斎藤実盛は預かった2歳の義仲を殺す忍びなく木曽の中原兼遠にはるばる送り届けた。
義仲が今生きているのは、実盛の温情があればこそ。
そんな二人が敵と味方に分かれて戦ったのは、1183年木曽義仲軍と平氏軍の間で戦われた「篠原の合戦」。
越前出身の実盛は元は源氏方、保元・平治の乱では源義朝の家臣として活躍、主君亡き後は一転して平家に仕えたのです。
当時は強者の庇護の元へ。
こうして一族や領地を守ってきたのです。
京に上る木曽義仲軍に倶利伽羅の合戦で平家軍が後退する中、実盛は源頼朝に拝領した兜を付け平維盛の許しを得た大将の出で立ちで唯一騎奮戦し木曽方の手塚太郎光盛と戦い討ち死にします。
出陣前からここを最後の地と覚悟し、73歳の老武者と悔られない様に白髪を黒く染めた実盛。
名を名乗れば、たとえ平家軍の武将でも義仲は命を助けたでしょう。
情に縋らない命の恩人実盛の白髪姿に義仲はさめざめと泣いたのです。
専用マップをご利用ください。→ ダウンロードhttp://www.tabimati.net/tours/66
ツアー基本情報
参加料 多太神社拝観料(要予約)300円
問い合わせ先 KAGA旅まちネット
電 話 0761−72−6678
コース 鏡の池→首洗池→実盛塚→多太神社
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