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湯の宿 白山菖蒲亭のお知らせ・ブログ
【7/5(水)〜10/9(月)】近代九谷の名工たち 染付と上絵
更新 : 2023/9/26 18:10
令和4年度冬期企画展
伝統的な陶芸の絵付けとして、二つの技法が知られています。
一つは「上絵付」、そしてもう一つは「下絵付」と呼ばれています。
では「上」と「下」を区別しているものは一体何でしょう。
それは、器の表面に焼き付いている「釉薬」と呼ばれるガラスの膜-これを境界面として区別します。
釉薬の下に絵付を施す技法を「下絵付」と呼び、中でも「染付」は、
釉薬を透かして見える様々な藍色の表情が、日本人の感性によく合いました。
一方の「上絵付」は、釉薬の表面に更に絵付を施し焼き付けることから、色彩が非常に鮮やかに発色します。
九谷焼では草創期の「古九谷」の時代から、江戸時代後期の「再興九谷」、そして近代へとその両方の技法が伝えられてきました。
全く異なる技術を要する二つの絵付を駆使し、器の豊かな装飾表現を目指した再興九谷・江沼諸窯の陶工たち-今回はその作品をご紹介します
(企画展チラシより転載)
開催期間 2023年7月5日(水)〜10月9日(月)※火曜日休館日
開催時間 9:00〜17:00(最終入館16:30)
開催場所 九谷焼窯跡展示館
住 所 石川県加賀市加賀市山代温泉19-101番地9
入 場 料 一般350円/75歳以上170円/団体(20名以上)290円/高校生以下無料/
障がいのある方(証明提示)無料※介助を要する場合は付添人1名まで無料
休 業 日 火曜日(祝日は開館)※年末年始開館