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塩原温泉文学散歩♪
更新 : 2010/10/24 23:26
少々ユニークな記事を見つけました。
スペインでシエスタ(昼寝)の「技」を競う初の選手権が行われたそうです。
優勝した方はエクアドルの方ですが、20分の制限時間のうち17分いびきをかきながら寝たそうです。
人が大声で話す音量に相当する70デシベルのいびきが高く評価されたみたいです。
知る人ぞ知る、塩原温泉の地には数多くの文人達が訪れています。
尾崎紅葉、野口雨情、北原白秋、夏目漱石、斉藤茂吉・・・・・。
当館にも文人が訪れています。
『国木田独歩』先生です。
恋愛逃避行で塩原を訪れ、涙ながらに父を説得し、結婚を許されたそうです。
「那須停車場より車にて塩原に向ひぬ
塩原は古町会津屋なり
吾等二人手を携へて源三位洞窟の茶屋
を訪ひ、それよりなほ渓流をさかのぼりて
橋を渡り寂しき谷に至りて止む
秋晴幽谷、夕日満山、人影絶莫
この時 この境に愛恋の二人相携へて
朝の歓喜を胸にたたみつつ歩む
何の不足する処ぞ
一生のパラダイスなり」
前置きが長くなってしまいましたが、本題に入ります。
当館にご宿泊いただいたお客様にある文人について調べている方が宿泊しました。
その文人の名は『饗庭 篁村(あえば こうそん)』
何と当館にお泊りになったそうです。
明治21年6月に塩原を訪れて上会津屋に滞在したようです。
当時の読売新聞で「塩原入浴の記」を掲載したそうです。
昔の宿帳などもいくつか残っていますので、見てみましたが残念ながら見つからず。
『明治文学全集』に詳しく載っているみたいなので、探してみようと思います。
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