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宵待ちの宿 萩一輪のお知らせ・ブログ
萩市の7つの島【相島】
更新 : 2011/2/12 0:25
相島は萩市の沖、北西約14kmの日本海海上に位置し人口224人。北長門海岸国定公園の区域に指定されています。島内には平家伝説が多く残されていることから、平安時代末期には人が住み始めていたものと思われます。幕末には黒船来航を見張るため相島遠見役が置かれ、毛利藩の海上防備のための御藩所や大砲台場なども設けられていました。島の海岸には奇岩が多く、島の中央部の大山や相島港と合わせて相島八景として親しまれています。
かつては除虫菊の栽培が盛んでしたが、現在では、スイカの産地として有名で、県内の生産量の過半を占めるに至っています。島内の日当たりのよい段々畑でとれたスイカはとても甘く、「萩スイカ」のブランドで県外へも出荷されています。
本土との間には、1日3往復の定期船「つばき2」が運航しています。
【県内最大のスイカ産地、相島】
相島は県内最大のスイカの産地として有名で、約17ヘクタールの広さで生産しています。昔から甘さには定評があり、「萩西瓜」のブランド名で販売、約40年の歴史があります。道路が今のように整備されていなかった頃は「鳥の巣」と呼ばれる大きな篭に収穫したスイカを入れ、背負って波止場の集荷場へ持っていっていました。6月上旬から収穫が始まりますが、今も昔もスイカを可愛がる気持ちは変わることなく、生産者一同熱心に取り組んでいます。
相島のスイカは、何と言ってもスッキリとした甘味が自慢です! 糖度は平均12.5度で、非常にしっかりとした味を堪能できます。あまり糖度が高くなると日持ちがしないのでこれぐらいが最適なのです。そしてシャリッとした歯ごたえも特長。ハウススイカは6月上旬から楽しめ、たいへん人気があります。
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