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宵待ちの宿 萩一輪のお知らせ・ブログ
近世城下町の武家屋敷の地割を残す土塀の連なる町並み
更新 : 2012/2/27 9:15
【堀内地区伝統的建造物群保存地区】
堀内は旧萩城三の丸にあたり、毛利輝元が慶長13年(1608)に指月山に城を築き、町割をおこなったことに始まる。保存地区は堀内のほぼ全域で、藩の諸役所(御蔵元・御木屋・諸郡御用屋敷・御膳夫所・御徒士所)と、毛利一門をはじめとする大身の武家屋敷が建ち並んでいた。近世城下町の武家屋敷としての地割が今もよく残り、土塀越しに見える夏蜜柑とともに歴史的風致を形成している。現在も、地区内には永代家老の益田家の物見矢倉など10数棟の武家屋敷が残る。
国の伝統的建造物群保存地区制度が始まった昭和51年、平安古伝建地区とともに、全国で最初の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定され、伝統的建造物に特定された土塀や石垣は約450件を数え、総延長は約3.5kmに及ぶ。地区面積は約55.0ha。
●Tel : 0838-25-3238(萩市まちなみ対策課)
●住所 : 萩市大字堀内の一部
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