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兄松陰と妹文 〜杉家の家族愛【萩博物館】11/8〜
更新 : 2014/11/11 19:25
【大河ドラマ関連特設展示室】
平成27年(2015)、萩を舞台とした大河ドラマ「花燃ゆ」が放映されます。
これにちなんで萩博物館では、「兄松陰と妹文」をテーマとする特設展示室を期間限定で開設いたします。吉田松陰や杉文(のちの楫取美和子)が書いた手紙など、杉家から寄贈された貴重な実物資料から、杉家の家族愛を感じ取っていただければ幸いです。
松陰と文の兄妹は、萩城下の東郊松本村に、杉百合之助・滝夫妻の子として生まれました。松陰は、幼くして萩藩の兵学師範吉田大助の跡を継ぎますが、大助が亡くなったため杉家に引き取られます。父や叔父玉木文之進は、松陰を一人前に育てるため厳格に教育しましたが、杉家は母を中心とする温かく、明るい家庭でした。その影響を受けて育まれた兄妹の情愛は、大変厚いものであったことが資料から浮かび上がります。
たとえば、松陰が書いた手紙を読むと、13歳下の文の成長ぶりをいつも気にかけていたことがわかります。そして文もまた、若くして死別した兄松陰に対し深い追慕の情を抱き続けていたことが、彼女の書き残した直筆の書から伝わってきます。
幕末から明治にかけての激動の時代、萩に実在した松陰・文の兄妹を軸に、杉家で培われた強い家族の絆。
【主な展示物】
松陰と文がつづった家族あての手紙、松陰先生絵伝、古写真にみる杉家の人々(パネル)、
松陰と文(映像コーナー)ほか
■日 時 : 平成26年11月8日(土)〜平成28年9月4日(日)
※期間中に6回程度の展示替えがあります
■場 所 : 萩博物館 特設展示室(萩市堀内355)
■開館時間 : 9:00〜17:00(入館は16:30まで)
■お問合せ : 萩博物館 電話0838-25-6447
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