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「泥象 鈴木治の世界」【萩美術館・浦上記念館】
更新 : 2014/11/13 4:47
鈴木治(1926-2001)は、戦後の日本陶芸界を牽引した陶芸家です。
鈴木の陶芸は、土と火による表現としての陶の「かたち」に重点が置かれていました。
その彼の作陶理念や陶芸そのものに対する思想は「泥像(でいぞう)」や「泥象(でいしょう)」
という作品名にあらわれています。
主に赤い化粧土を施した焼締めと、みずみずしい色合いの青白磁の二つの技法によって
制作された鈴木の作品には、馬や鳥などの様々な動物や、風や雲など自然現象のイメージ
から生み出された穏やかな「かたち」が、鋭い造形感覚で力強く表現されています。
没後初めての大規模な回顧展となる本展では、初期作品から晩年の未発表作品まで含む
約150点で、作者が到った「<使う陶>から<観る陶へ>、<観る陶>から<詠む陶>へ」の
足跡をたどります。
■会 期 : 平成26年11月1日(土)〜12月23日(火・祝)
■会 場 : 山口県立萩美術館・浦上記念館(萩市平安古586-1)
■開館時間 : 9:00〜17:00(入場は16:30まで)
■休 館 日 : 月曜日(ただし11月3日・11月24日・12月22日は開館)
■お問合せ : 山口県立萩美術館・浦上記念館 電話 0838-24-2400
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