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大河ドラマ「花燃ゆ」【蛤御門の変】A久坂玄瑞の最期
更新 : 2015/7/6 21:59
久坂玄瑞は、長州軍劣勢の中で最後の望みを掛け鷹司輔熙のもとに向いました。鷹司輔熙は長州派の公卿・三条実美らの帰京運動を行った人物です。一緒に参内させてもらい、直接嘆願させてほしいと頼みます。
しかし、鷹司輔熙は久坂玄瑞を振り切って行ってしまったのでした。
屋敷に放たれた炎の中で玄瑞は全員に退却命令を出します。
そして「なんとかこの囲みから脱出して世子君(毛利定広)に京都に近づかないように伝えて欲しい」と後を託しました。
久坂玄瑞は元治元年(1864)、蛤御門の変(禁門の変)で自刃し、25年という短すぎる生涯に幕を閉じました。
1864年の禁門の変(蛤御門の変)により、御所に発砲したという罪で長州藩は「朝敵」とされ、朝廷から長州征伐の勅命が下されました。
久坂玄瑞の死を、高杉晋作は萩の座敷牢で知りました。久坂玄瑞の意志は、高杉晋作に受け継がれていくのです。
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