今回も東京の美術館情報を届けします。
ただいま東京国立博物館では3月16日まで「大覚寺」という特別展が
開催されています。
大覚寺は今から1550年前に遡り、天皇陛下の離宮として京都で開創され、日本仏教における重要なお寺でもあります。
今回の展覧会のために多くの重要文化財が集められて、例え大覚寺を実際見に行った方でも見応えがあると思います。特に重要文化財である正寝殿は、京都に行っても拝観することができなくて、大覚寺の僧侶以外は立入禁止になっています。今回の特別展では正寝殿の中が細かいところまで再現されて、千載一遇のチャンスになります。展覧会のポスターにある牡丹図も見どころになります。
私は週の日曜日に行って来ましたが、展示室に入って最初に出てくる五大明王像が印象深かったです。そして最も盛り上がったのは第３章の兄弟刀でした。
その二つの太刀に膝丸と髭切という名前が付いています
ほぼ900年前に作られたのに状態が非常に良くて感動しました。
やはり太刀は大人気があるため、近く見たい方が少し並ばないといけません。
日本の古代文化に興味がある方に是非おすすめしたい展覧会でございます。



＜交通＞
乗り換え無し、片道約10分
東京メトロ・日比谷線「茅場町」駅→「上野」駅