宿番号:320213
気兼ねなく、心地よく、あわら温泉 ホテル八木のお知らせ・ブログ
ぜひ飲んで欲しい!造り手の思いが伝わる地酒・白岳仙
更新 : 2010/8/2 12:31
突然ですが、皆さんは日本酒って、たしなまれますか??
昨今は健康志向や若者のアルコール離れにより、ますますお酒の消費量が減少しているという話をよく耳にしますが、私は酔えるほうが人生はもっと楽しくなると思っている1人です。
実は、日本酒は人間が作り出すお酒の頂点にあるといわれています。
その理由は、世界で唯一「並行複発酵」という奇跡の術を駆使して作り出されるからなんです。
しかし、日本の文化である日本酒も平成元年に比べるとその生産量が一気に半減しています。
その理由には先にあげた理由をはじめ、いくつかの要因があると思いますが、そのひとつに「合成清酒」という日本酒に似せた化学酒があるのではないかと推察されます。
合成清酒は日本酒と比べると格段に味が劣ります。
もちろん経済的な理由などからその事実を知って購入する分には全く問題がないんですが、合成清酒の味を日本酒の味と思い込み、その後、本当の日本酒に対してもその印象を抱き続けることには疑問を感じてしまいます。
日本酒に偏見を持っている方はまだまだたくさんいらっしゃるのではないかと思います。
そんな方にこそ、特にご紹介させていただきたいのが、福井県福井市、かの有名な朝倉氏遺跡のすぐ近くに蔵を構える安本酒造です。
安本酒造の創業は嘉永六年(1853年)。
生産石数500石の少量生産なんですが、安本酒造の若き当主「安本岳史」さんは、自ら杜氏として量産体制の蔵では、表現することが不可能な手造り、手作業による一切の妥協を許さない魂を込めた酒造りを行っています。
銘酒「白岳仙(はくがくせん)」は、「量は一切追わない」・「納得のゆく酒を造る努力を惜しまない」・「良い酒を信頼のできる酒販店に託す」をモットーに地酒ファンからは、押しも押されぬ銘酒として高い評価を受けています。
旨味があり味に芯がありながら透明感ある飲み口が最大の特徴の白岳仙。
究極の食中酒で、飲むほどに旨さが増してくるそんなお酒です。
このお酒からは安本さんの思いが伝わってきます。
きっと、この1本にめぐり合って、皆様の日本酒に対する偏見が少しはなくなるのではないかと私は信じてやみません。
当宿でもお楽しみいただくことができますので、ぜひ福井のおいしい幸とあわせて白岳仙をお楽しみ下さい。
ようこそ♪すばらしき日本酒の世界へ。
■わか
関連する周辺観光情報