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国賓をもてなす日本酒として有名な蔵元が快挙達成!!
更新 : 2010/8/3 21:26
福井県鯖江市というと眼鏡が有名で、日本でのシェアが90%、世界シェアが20%と言われています。
しかし、鯖江市にはもうひとつの名物があります。
それが加藤吉平商店が造る日本酒「梵(ぼん)」です。
梵(ぼん:BORN)とはサンスクリット語で「けがれなき清浄」「真理をつく」と訳される言葉で、もう1つの読み方のBORNでは「誕生」「創造」を意味します。
酒造業としての創業は1860年(万延元年)。
この年は、桜田門外の変が起きた年です。
この蔵元の最初の転機は大正時代後期から昭和の初期にかけ、北陸清酒鑑評会において4年連続でトップ受賞した事でした。
それが評価され昭和3年:昭和天皇の即位の儀式(御大典の儀)で使われる日本酒に、地方清酒として初めて採用されました。
それを皮切りに、数々の政府主催の式典などに使用され、近年では、国内はもちろん、アメリカやカナダ政府主催の式典にも採用され、世界の要人が集まる席で活躍する日本酒に至っています。
日本酒に詳しい人の中には「梵は国賓をもてなす日本酒」という印象を持たれている方も多いと思います。
しかし、蔵元は「地元の人から地元の宝」といって頂けることを基本と考え、地元の皆様も、政府要人のかたも、全ての方々に同じように喜んで頂き、明日への活力が生まれることを目標としています。
地元・福井県や北陸を代表する銘酒であることはもちろん、日本を代表する銘酒の一つに数えられている、それが梵なのです。
その梵が、この度、またしても快挙を達成しました!!
先日行われた日本酒コンテスト「第4回インターナショナル・サケ・チャレンジ」の生もと・山廃部門で、梵の大吟醸「吉平」が金賞を受賞したんです。
創業者の名前が付けられたこのお酒は、代々続く仕込み方法「古式醸造(生もと造り)」を用いて造られたお酒です。
クッキーを思わせる穏やかな吟醸香。口当たりに広がる瑞々しい芳香。
旨味・辛味・酸味・僅かな苦味。余韻に残る熟成味と適度な生もと香。
このお酒の持つ様々な味が層となり、口の中で変化していきます。
「数ある日本酒の中でも最高峰」
「特殊なぐらいバランスのいい、よくできた酒」など絶賛の嵐。
金賞受賞も納得の1本がこの吉平です。
当宿でもお楽しみいただくことができますので、ぜひ一度受賞記念に1杯いかがですか?
■わか
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