宿番号:320246
雪の朝、狙い通りです。
更新 : 2011/11/24 20:30
朝起きると、昨夜降った雪が解けないまま残っていてくれて、早々に五湖方面に車を走らせると、狙いは的中です。うっすら雪を被った道路の上には、動物たちの足あとが、もぉ〜っ、いっぱい…笑。
指の痕までくっきり残る小さな小さな可愛いネズミの足あと。
くねくねまっすぐ歩けてないのは、たぶんタヌキの足あと。
エゾシカにキツネにクロテンの足あと。
そして、そして、やっぱりありましたっ!
ヒグマの足あとが。知床公園線には、ペタペタ、ペタペタ、ゆっくり のそのそ歩いたであろう足あとが。
岩尾別温泉道路の奥には、何かに慌てたのか、雪を蹴散らし駈け出したであろう足あとが。雪はいつも動物たちの様子をわかりやすくしてくれ、想像を膨らませてくれます。雪!…イイですねっ。
森が深い雪に包まれるのが待ち遠しくなってきました。
葉をすっかり落として冬への準備が整ったかのような樹々の森では、相変わらずエゾリスがチョロチョロしていてホオの実を抱え込んで夢中で食べていました。ネズミは巣穴の前にクルミの殻をいっぱい残していて、巣の場所がバレバレでちょっと心配。
繁殖期のピークは過ぎたようですが、自分の尿を混ぜた泥を体になすりつけたりしながらメスのあとを追うオスジカも見られます。
ヒグマはヒグマで、もう、冬ごもりに入ろうか? いや いや、もうちょっと栄養を蓄えてからにしようか? などと思案しながウロウロしているのかも…笑。みんな忙しそうです。
観光船の運行も終了して、知床峠も冬期閉鎖。
明日25日(午前11時)には、岩尾別ユースホステルさんの前のゲートが閉まり岩尾別温泉道路と知床公園線の奥が冬期閉鎖に入り、それに伴い知床五湖も閉園となります。
そんなこんなで閑散とした感じがしてきましたが、それは、ウトロのまちだけでのようです。
それが動物たちに関係するハズはなく、動物たちには、冬を迎えようとするこの季節の大事な忙しい暮らしがあるようです。
そう そう、オオワシ渡ってきてます。
写真は撮れてませんが、しっかり確認できました…笑。動物たちから目を離したくない今日この頃です。
-----------------------
夜明け前の南風、強烈でした。
朝、8度。
お昼、12度。上がりすぎ。
関連する周辺観光情報