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かごしまプラザホテル天文館のお知らせ・ブログ
かごんま弁講座
更新 : 2018/4/9 7:12
NHK大河ドラマ「西郷どん」は現在江戸編になっており、
吉之助(西郷どん)の薩摩ことば(鹿児島弁)が理解されないという
シーンもありましたね。
今回は後世まで受け継いでいきたい「かごんま弁(鹿児島弁)」について
ご紹介したいと思います(*‘∀‘)
「おやっとさぁ」
これはどういう意味かおわかりでしょうか。
正解は「お疲れ様。こんばんは。」です。
今でもご年配の方等は使いますし、焼酎の銘柄にもなっています。
続きまして…
「あいがとさげもした。」
これは何となくわかりそうですね♪
「ありがとうございました。」です。
大河ドラマ「西郷どん」の中でも西郷どん役の鈴木亮平さんが
よく使っていらっしゃいます。
「ゆくさおさいじゃったもした。」
これは少し難しいですね。
「ようこそお越し下さいました。」という意味です。
ここまでは丁寧な、少しよそ行きの鹿児島弁ですが、
もう少し強めの鹿児島弁もご紹介します(*’ω’*)
「やっせんもんじゃ!きばらんか!」
これは叱咤激励するときのフレーズで、
「駄目だねー!頑張りなさい!」
というような意味になります。
「西郷どん」の第一回のタイトルは「薩摩のやっせんぼ」でしたね。
「やっせん」とは「役に立たない。駄目な。臆病者。」という意味で、
「ぼ」は「坊主」のことです。
この二つの組み合わせが「やっせんぼ」となり、
何かを怖がったり、挑戦することを躊躇ったりしている
子供に向けて言い放たれます。
鹿児島の男の子たちは「やっせんぼが!」といわれながら
強くなっていくのかもしれません(*^-^*)
「てげてげでよかたいが!」
そんなにきっちりしなくても適当でいいよ!
というようなニュアンスで使用されます。
「てげてげ」は鹿児島のローカル番組のタイトルにもなっていて、
出演するタレントさんたちが鹿児島弁炸裂でトークを
繰り広げています♪
機会があれば是非見てみて下さいね☆
若者は昔ながらの鹿児島弁を使わなくなってきていますが、
鹿児島弁の一番の特徴はアクセント・イントネーションです。
これは老若男女問わず、鹿児島で生まれ育った人なら誰しもが習得しています。
地元の企業や学校のCMでも、
鹿児島弁が使われているものがあるんです(*´▽`*)
いっでん、かごんまにおじゃったもんせ〜
(いつでも、鹿児島に来てくださいね(*^^*))