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湯河原物語 〜はじまり〜
更新 : 2010/4/26 14:00
一度湯河原に訪れた方は、「どうしてもっと早く知らなかったのか」と後悔されます。
かつてこの地を訪れた多くの文豪も、「この場所はあまりに良いところだから、
皆には内緒にしておこう」と、頻繁に訪れては癒されていったそうです。
どこか懐かしい、古きよき温かさがここにはおるからでしょうか。
少しずつですが、このページを通して皆様に湯河原の魅力を紹介していこうと思います。
※写真は昭和29年の湯河原です。
◆温泉
湯河原温泉は古くから”薬師の湯”とも呼ばれ、万病に効くと讃えられました。
切り傷や神経痛、婦人病(冷え性)にも効果が絶大で、子宝の湯としても有名です。
また、歴史を遡ると、徳川幕府にも温泉を献上していたり、
遥か昔「万葉集」にも書かれた程、湯河原の湯は肌に優しく効能の高い湯で有名でした。
◆湯河原の歴史
湯河原は国内では有名な戦国武将、源頼朝と深く由縁のある場所で、
数々の逸話が残されています。
また、明治時代には多くの文人墨客が訪れた場所で、
情緒溢れる秘湯の趣きと閑雅な風情に魅せられた文人達が
この地を舞台として代表的な作品を遺しています。
そして、雄大な自然の景観と豊かな山海の幸に恵まれた湯河原は、
行楽・静養に最適の地として、政財界の方達も多く訪れました。
今も残る古き良き温泉場などを散策していると、
そこかしこに偉大な文士たちの足跡と歴史の残り香りが感じられます。
■文豪 夏目漱石
夏目漱石が晩年胃潰瘍やリュウマチで苦しんでいた頃、療養の場所として
選んだのが湯河原でした。最後の執筆となった「明暗」には、湯河原の
不動滝が舞台として登場します。
※明暗/大正5年5月〜12月、朝日新聞に188回連載の未完作で 170回から湯河原が舞台。
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