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湯河原物語B 〜温泉の歴史〜
更新 : 2011/2/7 17:02
湯河原物語B 〜温泉の歴史〜
湯河原温泉にはいろいろな温泉の発見説が多いですが、最も信憑性があるのが、二見加賀之助による開拓時説。二見加賀之助とは加賀の国(金沢)の名族であって、大化の改新後まもなく674年に新しい政治の圧迫を逃れる為に湯河原に移住し、開拓の際に温泉を発見したと伝えられています。
※開拓スタート地点となった湯河原の宮下には、今も「二見氏」が何世帯か住んでおられます。
そして、湯河原で最も由緒ある古い神社(五所神社・1300年前)も、この二見氏が湯河原に金沢の白山信仰(山岳修行)伝える為に創設したといわれています。
(神社内に子孫と思われる「二見順之助 奉納」と彫られた石碑がありました)
箱根・湯河原に修行僧が多かったのも、ひとつの理由かもしれません。
また、奈良薬師寺の大高僧、行基(ぎょうき)が旅の途中に不思議な体験をした後に見つけた説や、弘法大師説、怪我を負った狸が傷を治す為に湯を見つけて治した等の説が残されています。今もその狸を祀った神社が万葉公園内にあります。
そして日本最古の和歌集、万葉集(760年前後)に、唯一温泉の様子が記されているのがここ湯河原温泉。
観光地として知られる以前のはるか昔から、(一説には縄文時代から)湯河原は傷や病を治す薬湯として有名であり、多くの人が訪れていたといわれています。
※写真は五所神社。
源頼朝が源平合戦前に、初めて戦勝祈願した場所です。
こちらの神社は大変ご利益があるとして、遠方よりわざわざお越しになる方もいるとか。
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