この時期限定の貴重な「ヤエヤマヒメボタル」光のファンタジーツアー☆

八重山に生息するヤエヤマヒメボタルはわずか体長5mm、
日本で最もちいさな蛍です。
4月〜6月の発光期には200〜500匹程のホタルたちが、
チカチカと小さな光で早い点滅を繰り返しながら、スローモーションのように
目の前を飛翔する華麗な姿は、見る者を一瞬で魅了させます。


ワタクシも毎年この時期になると、ホタルを見るために何度も足を運びます。
日が落ちて街灯も何もない真っ暗な森に、徐々にヤエヤマヒメボタルの
小さな光がふわりふわりと点って明るくなっていきます。
そして、いつの間にかたくさんの優しい光に包まれている自分の姿に
気付きます。

暗闇で聞こえてくるのは、カエルやフクロウなどの動物や虫の鳴き声、
風にそよぐ木々の音だけ…

そんな幻想的な体験ができるのは一日たったの30分間。
ヤエヤマヒメボタルの小さな体では、それが限界なのです。


東京から来た友人が帰りの車内でもずっと黙ったままで、
どうしたのだろうかと心配していたのですが、
突然ハッと我に返り、
「やっと現実に帰って来た…」
と呟いたのが印象的です。
本当に言葉を失うくらいの体験だったのでしょう。


そんなヤエヤマヒメボタルたちが点す幻想的な夕べを、
みなさまもぜひ一度ご体験ください。