宿番号:320535
フサキビーチリゾート ホテル & ヴィラズのお知らせ・ブログ
沖縄の豚肉料理文化
更新 : 2011/9/22 17:09
本日は、当ホテルでご宿泊の皆様にお配りしている館内季刊誌、
2011年9月-10月「Fusaki Selection」内の
Chef's essay(シェフズエッセイ)をご紹介したいと思います。
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Chef's essay
沖縄の豚肉料理文化
沖縄の豚肉料理は、「ひづめと鳴き声以外は全部食べる」と言われるように、
頭から足先まで一頭を余すところなく食すのが特徴です。
その調理法や料理には、沖縄の亜熱帯気候に適した先人たちの智慧と工夫、
医食同源の食文化「ぬちぐすい(食は命の薬)」の考え方が活かされています。
たとえば、豚肉と言うと脂のイメージが強いのですが、体に良くない脂は、
下ごしらえの段階で丁寧に取り除かれます。
そして、ミミガー(耳皮)やチラガー(毛を剃った耳や顔)は咀嚼することで
食欲増進や消化を助け、豚足をじっくりと煮込んだテビチは
豊富なコラーゲンで紫外線にさらされる肌を守り、
中身汁に仕上げた内臓(モツ)は疲労回復に働きかけます。
一頭の豚は、貴重なたんぱく質の供給源であるとともに、
部位によって異なる栄養成分を有する長寿食材でもあるわけです。
今回、創作島料理 寿司処「ゆんたく」では、
「味覚の秋、沖縄の食文化と健康」をテーマに、
沖縄料理の定番でもある豚肉料理、ソーキとラフティーを新しいスタイルで
お召し上がりいただく「アグー豚ひつまぶし御膳」をご用意しました。
いろいろなものを吸収し、消化していく「チャンプルー文化」の新定番となるよう、
これからも新しい食のかたちをご提案して参ります。
フサキでなければ味わえない美味しさを、ぜひお楽しみください。
総料理長 永山 康史
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画像は永山シェフのこだわり料理、
アグー三枚肉炙りと軟骨ソーキのまぶし御膳!
■アグー豚ひつまぶし御膳「島風」
前 菜 石垣島季節の前菜3種盛り(シャコ貝・車海老・グルクンなど)
蒸 し 物 秋の島野菜茶碗蒸し
御 飯 アグー三枚肉炙りと軟骨ソーキのまぶし御膳
大根うっちん・白髪ねぎラー油づけ・酢取り茗荷・ゴーヤ甘酢漬け・
プチトマト土佐酢・大根と人参の宮古味噌漬け・大葉きざみ・三つ葉
デザート 白玉ぜんざいとココナッツアイス
お一人様:2,940円
→ふたりでお得!2名様特別料金:5,400円 ※〜10/31まで
(創作島料理・寿司処 ゆんたく)
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