先日は10月22日（土）の出来事です。
お天気は曇り／北東の風強く、海況大シケの日でございました。

朝10時頃、フサキ沖にて横波を受けたプレジャーボートが転覆しているところを、
監視していたフサキビーチスタッフが発見！
すぐにジェットスキー2艇で出動し、船から離れ泳いでいる年配の男性2名を発見・救助しました。

救助した2人や親族の方々から、
「命の恩人です！」
と感謝のお言葉を何度も何度も頂けたことが忘れられません。
とにかくご無事で、本当に良かったと心より安堵いたしました。

数日後の11月2日（水）、
その出来事を受け、海上保安庁本部にて表彰式を開催いただきました。

出席したのは第一発見者のビーチスタッフのI氏とM氏。
各新聞社も駆け付けたこの表彰式では、
普段は人前に立つことに慣れているはずのスタッフも緊張の色を隠せません…。

ほんとうに緊張感最大に漂う中での表彰でしたので、
新聞記事の写真はI氏とM氏共に笑顔は出せませんでした…。

表彰式のあとはソファーに座り、保安部長さん、副部長さん、記者の方々との談話会。
ようやく緊張もほぐれ、笑顔の中で救助時の話をすることができました。

過去のフサキビーチ沖合では、
平成19年9月23日にも転覆している手漕ぎボートを発見、
漂流者2名を無事に救助する出来事もございました。

あってはならない海難事故。
起こる前に未然に防ぐこと、各々が十分に注意することが大切です。

ビーチスタッフそしてフサキ全スタッフが、
「監視の重要性、そしてライフジャケット着用の必要性」
を改めて認識させられる出来事となりました。

この感謝状と表彰盾を胸に、
これからも気持ちを引き締めて参りたいと思います。


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